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中小企業を取り巻く環境は厳しく、思った以上に売上が上がらない、
予定した収入が入ってこない、などよく起こります。
だからといって資金繰りを後回しにしてはいけません。

資金が不足すると経営は厳しくなり、下手をすると倒産という事態になってしまいます。
又、利益を出しても資金繰りが上手くいかなければ、黒字倒産だってあり得ます。

利益が少なくても会社は存続していけますが、資金繰りが行き詰まると
経営も行き詰まります。

企業を破綻に向かわせない資金繰り管理、資金繰りを上手にまわせるように
なるための対策や計画を実行していけるようにポイントをまとめました。

資金繰りに関する質問をまとめてみました。

Q.01  資金繰り表で資金ショートがいつ起こるか把握していますか?

Q.02  資金繰りに真剣になれるのは社長だけ?

Q.03  資金繰りが悪化した会社がやってはいけないことは?

Q.04  最悪の事態の支払いの優先順位は?

Q.05  仕入先への手形のジャンプをどうやって頼むの?

Q.06  現預金は最低どれくらい必要なの?

Q.07  手遅れにならないためにどうするの?

Q.08  決算書上は黒字なのに資金繰りが厳しいのは?

Q.09  緊急時の資金繰り表とは?

Q.10  中小企業の社長の仕事は、利益を増やすことと資金繰り?

Q.11  資金繰り表作成のノウハウについて教えて?

Q.12  資金繰りが厳しいときに銀行借入するには?

Q.13  金融機関から借入困難で親族に借入お願いしたいのですが?


Q.01  資金繰り表で資金ショートがいつ起こるか把握していますか?

A.01  倒産の原因は、資金繰りの失敗である。   倒産回避に秘策はない。日頃から資金繰り対策をしっかり行っておくことが、   資金繰りの失敗による倒産を回避するためのいちばんの対策です。 つまり資金繰り予定表を毎月作成して、将来の資金繰りを予測して対策を打っておくことです。

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Q.02  資金繰りに真剣になれるのは社長だけ?

A.02 会社の資金繰り表作成は、経理担当者が行っている会社が多いと思います。   それでもよいのですが、経営者がノータッチになっていませんか?   資金繰り表を見て資金繰りを頭に入れておき、資金繰りが破綻しないように   早め早めの対策を打っていく。これは経営者がやらなければなりません。   倒産によって大きなダメージを受けるのは、経営者自身なのです。

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Q.03  資金繰りが悪化した会社がやってはいけないことは?

A.03  銀行から融資を受けられないから高利な業者から融資を受ける。   これは、低金利の融資が高金利の融資に替わるだけで危険です。   買掛金の支払いや従業員の給与を後回しにする。買掛金や給与を 後回しにすると商売を続けることができなくなる恐れがあります。

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Q.04  最悪の事態の支払いの優先順位は?

A.04  資金繰りが厳しい時、すべての支払いに対応できないケースがあります。 そういった場合、支払いの優先順位を考えなければなりません。
@ 買掛金(支払手形決済含む)、A従業員給与、B経費、C税金・社会保険、D銀行への返済
多くの経営者は、D→@の順に支払いをしていきます。@から順に支払いを していき、緊急事態の場合は銀行への返済は後回しでよいのです。銀行への返済を後回しにしても商売はできるのです。

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Q.05  仕入先への手形のジャンプをどうやって頼むの?

A.05 仕入先にとっては、手形ジャンプを断ったらその手形は不渡りになり、 結局、手形金額を受け取ることができなくなってしまう。そうなったら、法的手続きにおいて、わずかばかりの配当を受けられるだけである。 要は、支払い予定を提示することである。後日に一括で支払いすることが   難しければ、一部現金にて支払い残りは分割払いで、という方法も考えられる。また、手形の枚数が多い場合は、大口先に絞って交渉するのも手であります。

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Q.06  現預金は最低どれくらい必要なの?

A.06 最低月商の1ヵ月分、理想は月商の3ヶ月分を、常時保有しておくべきでしょう。経営者が考えがちなのが、「現預金が多くあるから銀行借入を返済しておこう」というケースがあります。現預金が月商の1ヵ月や2ヵ月分しかないのに、それをまとめて返済に充てるのは危険なことです。銀行に頼んで融資をしてくれるだろうと思ってはいけません。銀行の態度が変わることはよくあり、いつ融資が受けられるかわかりません。

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Q.07  手遅れにならないためにどうするの?

A.07 対策の実行は早ければ早いほど選択肢はあります。現預金が2,000万円ある状態から事業を再生させることと、現預金が50万円しかない状態から事業を再生させること、どちらの方が、選択肢が多いか?答えは、お金に余裕がある方が、経営者も気持ちに余裕を持って再生にいどめます。特に中小企業の場合、「社長の決断!」が占めるウェートが限りなく大きいと思われます。

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Q.08  決算書上は黒字なのに資金繰りが厳しいのは?

A.08 銀行返済ができなくなる場合、以下のようなことが企業で起こっています。
企業のキャッシュフロー(税引き後当期利益+減価償却費)が銀行返済額を下回ると、現預金は減少していきます。
このような状態では、資金繰り償還といって銀行から融資を受ける必要があります。しかし、融資を申し込んでも審査が通らないと、「キャッシュフロー < 返済額」という状態であり、現預金が底をつき資金繰りがさらに悪化します。その場合、何も対策を打たなければ、資金繰りに行き詰ってしまいます。

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Q.09  緊急時の資金繰り表とは?

A.09 資金繰りが厳しい場合、月次や週次の資金繰り表では間に合いません。
その場合、日繰り資金繰り表を作成して資金繰りを管理します。ただ日繰り資金繰り表を作成しても、
同時に月次の資金繰り表も作成しなければなりません。
日繰り資金繰り表は、向こう1か月から2ヶ月間の日次資金繰りを管理する資料としては有効ですが、向こう半年、1年の資金繰りを管理する資料としては不向きです。資金繰りのコツは、長期間の資金繰り予定を立てることにあり、短期的な視点だけでは失敗する危険性も高くなります。

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Q.10  中小企業の社長の仕事は、利益を増やすことと資金繰り?

A.10 企業経営をするにあたって、中小企業の社長は何をすべきでしょうか?
それは、利益を増やすことと資金繰りである。いくら利益が良くても、資金繰りが悪い場合があります。つまり、決算書上は利益が出ていても、手元に現金がないことはいくらでもあります。それは、企業の会計は発生主義で行なわれるからです。企業の経営は、利益が出て、資金も回るように経営して、企業は存続できるのです。経営自体は順調でも資金繰りが回らなければ経営は破綻してしまいます。これはなかなか簡単ではなく、簡単ではないから社長の手腕が問われるともいえます。

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Q.11  資金繰り表作成のノウハウについて教えて?

A.11 まず過去の資金繰り実績を参考に、売上の季節変動要因や業績の動向が上昇傾向か、下降傾向にあるのかといった点を把握しなければなりません。 それらを踏まえ、売上予測と仕入計画です。次に、経費関係や借入金返済の数字を記入していきます。精度をアップするために、見直し時期を短いサイクルで修正し資金繰り表を作成することがポイントです。

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Q.12  資金繰りが厳しいときに銀行借入するには?

A.12 銀行へ説明するポイントは、「資金繰りの状況は厳しいのですが、こういった対策、このような経営改善計画によって業績回復に努めますので、借入の返済は可能です」ということを書面できっちり説明できるか否かということです。又、このような状況にならない為にも日頃から資金繰り表で資金管理をし、早めに借入を申し込んでおくことです。

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Q.13  金融機関から借入困難で親族に借入お願いしたいのですが?

A.13 会社が赤字続きで、資金繰りも厳しく改善の抜本的な対策がないまま親族から借入できたとしても、最終的には支援頂いた親族に迷惑を掛けることになる可能性が高いといえます。

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