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□第8号 「リスケジュール」の考え方(リスケ要請の際の心構えとは?)□


リスケ要請の心構えとして

要は、現状のまま借入金返済を続けるのは資金的に困難であること、
及び一定期間(通常は半年間〜1年間のケースが多い)の
リスケに応じていただいたら、その間に経営改善のスタートが可能であり、
具体的施策を盛り込んだ経営改善計画書・事業計画書による復活作戦を
進めることにより、当初の返済スケジュールに戻ることが可能であること、
を銀行に示すのです。

銀行に対して、現状の資金的厳しさと会社の将来像を示して、
リスケに応じた方が得策であることを、理解してもらう努力をすることです。



リスケ交渉に必要な書類としては、

○資金繰り表
○事業計画書・経営改善計画書 等
が求められることとなります。

資料の見た目の立派さはあまり考える必要はありません。
暴論かもしれませんが、資料に若干不備があったとしても、
上記のリスケの心構えが銀行に伝わればよいのです。

経営改善計画書・事業計画書における具体的経営改善内容とは、
例えば
○不動産処分の時期、売却価額、売却代金による返済額、
  それによる損益見込、資金収支見込
○「選択と集中」として高付加価値事業に対する経営資源の
  集中投下による、損益状況、資金収支好転の見込
等です。


リスケは応急措置に過ぎない

リスケは応急措置に過ぎません。リスケに成功するということは、
いわば銀行から時間を与えてもらったようなものです。
その与えられた時間に、正念場として再生をスタートさせるのです。


仮に銀行がリスケ期間を1年間与えてくれたとしたら、
社長はその1年間を人生最大の大仕事として、再生に没頭することです。

その中で、会社そのものを再生させる、
あるいは強い事業を再生させるため場合によっては
形を変えてでも生き残ることを模索することが求められます。

会社あるいは事業は社長個人のものではありません。
従業員にとっては労働により給料をもらう場、
取引先にとっては得意先としてその収益基盤を支えている先、
消費者・ユーザーとしては安定的に商品・サービスの供給を受けることに
よりその生活基盤を支えてくれる先であり、多くの利害関係者がおります。

社長は、実際今まで生き残ってきたこと、事実過去何年も何十年も
利害関係者により認知されてきたことに自信を持つべきです。

社長の必ず復活するという強い意思により、
リスケが成功したら再生の次のステップへまい進していきましょう!

再生の次のステップとは、一言で言うと
「創意工夫により生き残るための方策を考え、実行する」ことです。
次号以降触れてまいります。


リスケジュールに関する事業計画書等の雛形の例は、
ホームページの「ダウンロードお役立ち資料各種」をご参照ください。
→http://www.jigyousaisei.com/shiryou.html






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